loader image

日本ワイン店 じゃん

Instagram facebook

【7/19-7/21】岩牡蠣フェア

\【岩ガキフェア】🦪🍷/
7/19(土)〜21(月)の3日間限定で、五島列島「椿」の岩ガキをご提供します!
岩ガキの他、真ガキも仕入れ予定。ペアリングには、海沿いの畑で育ったブドウからつくられた日本ワインをセレクト予定です。
夏だけの特別なマリアージュを、ぜひお楽しみください。

岩ガキフェア
日時:2025/7/19~7/21 14:00-21:00
場所:日本ワイン店じゃん
ご予約可。混雑時は2時間制&立食にご協力ください。通常メニューもございます。
問い合わせ・ご予約は公式LINEへメッセージください。

ワインのテロワール、牡蠣にもあった。
先日、大田市場にある老舗の牡蠣卸「山小三(やまこさ)」さんを訪ねてきました。
安政三年創業、全国の産地を自ら訪ねて仕入れるという、筋金入りの“つくり手主義”の会社です。
話を聞けば聞くほど、「あ、うちと同じだ」と共感することばかり。
市場に着いたのは朝9時半すぎ。
すでに喧騒はひと段落していましたが、営業の方は朝6時から、出荷担当の方はなんと夜中の2時から作業しているとのこと。
そんな中、迎えてくださった方が、牡蠣のことを「この子」「あの子」と呼ぶのがとても印象的でした。
スーパーで見慣れた殻付きの牡蠣が、急に“生き物”として目の前に立ち上がる感覚でした。
衛生管理が徹底された保管室では、白衣・長靴・手袋を装着し、何度も手足を消毒してから入室。
中では、牡蠣が1つずつ丁寧に並べられ、ノロや大腸菌の検査が行われていました。
生産者の現場での検査に加え、自社でも毎週チェックを欠かさない。
この信頼感と誠実さが、味のベースなんだと実感します。
そして何より心を動かされたのが、山小三さんの「牡蠣にもテロワールがある」という考え方。
その土地その土地の、 海水温・塩分・プランクトンの種類…あらゆる海の個性が、牡蠣の味わいをつくっています。
その個性を損なわないよう、山小三では、牡蠣の保管は紫外線殺菌した海水をシャワー状にかけ流す方式になっています。
塩水に浸してしまわないことで、風味の劣化を防ぎ、その海の味わいをそのまま届けられるのだそう。
まるで、畑の個性を映すワインのようだなあと。
いくつか試食させていただいて印象に残ったのは、長崎・五島列島「椿」の岩ガキ。
殻を開けた瞬間、ふわっと立ちのぼる“海の青さ”の香り。
そして一口食べれば、驚くほど濃厚でクリーミー。
「これは皆さんに食べてもらわないと」と、言うことで、岩ガキフェアやります!

 

お知らせ一覧へ戻る